ミステリアスな女・阿国A
出雲大社の巫女って”経歴詐称”よ。


独白
うふふ・・・、わたし、阿国よ。
出雲大社の巫女だった!?

私って、謎が多いのよ。ミステリアスな女なの。
”秘すれば花”よ、
すべてがあからさまになるより謎が多いほうが魅力的でしょ。

でも、告白しちゃうわ
わ・た・し・は・・・・・!



出雲大社の巫女ではなかった

出雲大社の巫女(みこ) 、あれは・・・・。
作家の有吉佐和子先生は鋭い。
ちゃんと、見抜いていらっしゃる。小説「出雲の阿国」に詳しいわ。
私が大阪天満宮の梅花祭に現れ小屋掛けで興行していた時、時の 天下人・秀吉の御伽衆(おとぎしゅう)に見出されたの。
鉦をうち、激しい足拍子で舞台を踏む。
うふふ、なによりも美しく若い娘の着物のすそが乱れ、胸元 が開いていくのが魅力だったようよ。
だって、こんなの見たことがなかったみたい。
この御伽衆(おとぎしゅう)のアイディアで、 フェロモンいっぱのダンシングガールたち・舞姫たちを売り出すために 当時名ブランドであった杵築大社(きづきのおおやしろ) 即ち出雲大社の名前を使い、 巫女ということにしたの。
はっきり言えば、"経歴詐称"よ。
出雲大社の勧進のために諸国を巡業していることにしたのよ。
瞬く間に評判になって売れたわ。
マネジャー、プロモーターの作戦勝ちだわ。
芸能界ではよくある話よ、いまも昔も・・・。 そう目くじら立てることもない。
おかげで私は、「歌舞伎の始祖」として歴史に名前を残しことができたもの。

御伽衆(おとぎしゅう)とは主君のそば にいて話し相手にない相談相手になる人物。
勧進(かんじん)とは社寺の建立・改修のためなどに金品を募る<募金キャンペーン>のことよ。




謎多い美女・阿国
平成の阿国「復元・阿国歌舞伎」
阿国、キリスト教の影響を受けていた!
     



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