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御厩焼きのふるさと
元祖・陶工彦四郎

陶祖・彦四郎翁 最高の陶土を発見し喜ぶ。 
津内山周辺はかっては”陶都”だった。
江戸中期、陶工・彦四郎によって津内山の白土を使って始められた御厩焼きは 七輪や豆炒り用の焙烙(ほうろく)などの生産で隆盛を極めた。
御厩焼きの祖・彦四郎の墓は山の西側の共同墓地に眠る。
墓の横にある彦四郎の碑文から彦四郎をしのぶ。








 
御厩焼ノ元祖彦四郎氏ハ享保三年山田郡元山村ニ生ル其父ヲ徳左衛門ト称ス其家 世々農ヲ業トセシガ氏ハ幼ヨリ大志アリ一大事業ヲ起サンガ為諸国ヲ遍歴シ 会々尾張国ニ至り製陶業ノ盛ナルヲ見テ大ニ感動シ留リ学ブ事数年郷ニ帰りテ 窯ヲ築キ之ヲ試ミンガ土質適セズ全ク失敗に帰セリコゝニ於テ更に国内各地ノ 土質ヲ研究シ御厩村津内山麓ニ於テ最高ノ陶土ヲ発見シテ大ニ悦ビ終ニ此所ニ居ヲ 定メ専ラ力ヲ製陶ニ致シ御厩焼ノ法ヲ発見セリ此陶器価格ノ廉ニシテ実用的ナル ヨリ販路日ニ開ケ同業者亦年々増加シテ現今百戸を算スルニ至レリ寛政九年巳年 二月朔日歿ス村人其遺徳ヲ追慕シ相議シテ碑ヲ建テ其事業ヲ後世ニ伝ウ
昭和三年三月吉日
   尾崎正之撰 御厩紫峰書



           

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